2007年11月07日

セドナ。それは「再生」への旅。<01>5

どもども。巫音子です!
前回の由巫子ちゃん日記、「うわー、私もそういうとこある!あるあるあるある!!」なんて思いながら何度も読み返してました。
私もねー、ほっとくと気が上にばっかり行きがちで、頭ばっかり使っちゃう。考えすぎちゃう。
でもほんとは、
「思うまま、動く。」
だけでバッチリのはずなんです。
それ今月のテーマだなー。
グランディング(地に足つける)、していくぜ!!(笑)



sedona_zero




ハイ、そしてお待たせしました。
セドナの旅行記、解禁です。
これは、昨年の話です。
ネイティブ・インディアンは、どの種族であれ、自分が成人になると決めたときに、1人、自然の奥深くに入っていって、「いったい自分はどこから来て、どこへ行くのか。そして、自分とは、何なのか。」をひたすら追い求める儀式を初めて行うのだそうです。
それを「ビジョンクエスト」、といいますが、
私は、遅ればせながら、
当時勤めていた会社をすっぱりと辞め、
有給消化を全部使い、アメリカを1人であちこち旅していたのですが、
その流れでたどり着いた、
セドナでの3日間が、

私にとっての、本当の意味での、
「ビジョンクエスト」の旅、となりました。



みなさんは、「自分のためだけの旅」をしていますか?
これから始める人、今までもやってきた人、いろんな人がいるでしょう。
そもそも人生自体、旅だしね
まあ、読みものとして、
楽しんでもらえたら幸いです。
だって私自身がとっても楽しかったから!!(☆゚∀゚)
何回になるかわからないけど、
最後まで、
更新していきますね。






sedona01



1. Sedona. This trip was my Vision Quest for
get grounding.


 アリゾナ州、フェニックスから車で、白茶けた砂漠と低い山岳地帯にのびるフリーウェイを北へひた走ること2時間、いくつかのIndian's Ruinsを超えて、ルート179に入ると突然、目前に真っ赤な巨大な岩山が数多く現れてくる。
 そう、そこからがセドナへの入り口だ。
 赤い岩肌は迫り来るように、くねくねと走り抜ける緑の合間を縫って私の視界を奪う。
 真横に走る地層のラインが白く、時に黒く、ごつごつした赤茶の岩肌に古代(いにしえ)からの絵を描く。まだ、ずいぶんと遠くにあるはずなのに、空の青と岩の赤のコントラストがきつすぎるせいなのか、さえぎるものの無い太陽の光が強すぎるせいなのか、遠近感がうまくつかめない。それは不思議な感覚だ。車に酔ったのではと思ってみる。だがとなりで運転しているヨーコちゃんも同じだというので、そういうわけでもないらしい。


 179に入ってからは、40マイルの速さで15分も走ればルート89にぶつかる。セドナの中心部だ。信号が見えてきて車の速度が落ちると、これまで聞こえなかった鳥の声が耳に入ってきたり、道路工事をしているお兄さんがアバクロの広告ばりにさわやかに笑いかけてきたりで、高ぶっていた気持ちが少しずつ、我に返ってくる。


 セドナには、Vortex(ヴォルテックス)と呼ばれるパワースポットが点在している、という知識は何かの本で読んで知っていた。世界各地からヒーラーやセラピストが集まっていて、いろんなワークショップも開催されており、私の知っている何人かのスピリチュアリストもセドナツアーを主催している。あとは、マドンナを始めとする"いわゆるそれ系の"各著名人の別荘も多くある、とか(もとはディズニーランドのビッグサンダーマウンテンのモデルになっていることがあまりにも有名だ)。 
 そうやって何となく気にはなっていた矢先、LAに住むヨーコちゃんからの「ミネコはセドナとか行きたいんじゃないの?」の一言で、これがタイミングかな、とセドナ行きを決めた。沖縄同様、気になるエリアが年々観光地化していく前に、平然と横たわっているままの自然をこの目でちゃんと見ておきたい、という気持ちも強かった。


 また、セドナに来たらどうしてもしたいことがあった。「スエットロッジ(Sweat Lodge)」というネイティブ・インディアンの儀式だ。どこかのネットの記事で目にしてからずっと気になっていた。
 個人的に、アメリカ各地をめぐる今回の旅の目的は、「これまでの自分のリセットと、地に足をつけること=グランディング。」だったのだが、スエットロッジは魂の浄化を主な目的としている、とその記事には書いてあり、今回セドナに行くならリーディング(いわゆる占い)やマッサージ(前述したように世界各地からヒーラーが集まるので、他のリゾートと比べても技術水準がとかく高いらしいのだ)をさておいても、スエットロッジだけはやろう、と考えていた。  
 そして、やるなら、Vernon Fosterという名の純血のラコタ族のインディアンにお願いしたいと何故か心に決めていた。面白いことに、NYに滞在中のある夜、たまたまネットにつないだ途端にメールが届いて驚いたのだが、それは身体調律師のUさんからで、「ミネコさんにもしかしたら繋がるかもしれないと思って。」とVernonさんとスエットロッジの記事をある雑誌で読んだという内容だった。
 数あるスエットロッジ主催者の中で、私の周りにこの人の名前しか出てこないということは、今回、確実に会うんだろうとシンクロニシティを喜んだものの、Uさんもコンタクト情報は知らないとのこと。東京にいたとき、自身でどれだけググっても彼のロッジの予約方法がまったくわからなかったので、それもクエストの一つかなー、どうせ現地のビジターインフォメーションで探せばすぐわかるだろう。とタカをくくっていたのだが、トラブルは、思いがけないところに待ち伏せていた。


 ビジターインフォメーションがどう運転しても、
見つからないのだ。




(続く)


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